こんにちは!3姉妹ママです。
本当の意味での頭の良い子を目指し、遊びを主体とした知育を行っています。
幼児教室や本、自身の経験から得た知識を元に、おすすめの知育玩具、その知育効果、声掛け、遊ぶ時に意識するポイントをお伝えしています。
今回は、1歳児と取り組んでいる《コイン落とし》について解説します。
幼児教育に興味のある方はぜひご覧ください。
おすすめの知育玩具《コイン落とし》の材料
【用意するもの】
・貯金箱(シンプルで中が見えるものがおすすめ)
・コイン(貯金箱に入るサイズのおもちゃのお金など)
いずれも100円ショップで手に入ります。私は、貯金箱はセリアで購入しました。コインは家にあったものを使用していますが、100円ショップに売っている偽物のお金を使っていただければ大丈夫です。
ただし、コインのサイズが貯金箱の穴のサイズギリギリだと、入れづらく難易度が上がってしまいます。最初に始める時には、余裕を持った小さめサイズのコインを選ぶことをおすすめします。
※ただし誤飲には要注意です。物を口に入れる時期のお子さんの場合は、必ず誤飲しないか傍にいて見てあげるようにしてくださいね。
おすすめの知育玩具《コイン落とし》の遊び方
遊び方はいたってシンプル。コインを貯金箱に入れていくだけです。
手指の巧緻性を高めている0歳後半~1歳の今の時期だからこそ、子供は何度も何度も繰り返し貯金箱にコインを入れて遊んでくれます。
モンテッソーリ教育で言われる敏感期の話と同様、子供は自分の今の発達に必要なことを自ら認知して、ひたすらそれを繰り返すのです。ティッシュをひたすら出したり、引き出しをひたすら開けたり、階段をひたすら上り下りしたりするのも同じ行動原理です。
上手くできないときのサポート方法
子供がこの遊びに慣れるまでは、大人がお手本を見せてあげてください。コインをつまんで貯金箱に入れる様子を何度も観察させてあげると次第に自分でもやってみたい!と真似をするようになります。
上手くできないうちは、貯金箱の穴の向きを真っすぐ横にしてあげてください。そして、さりげなくコインに触れて向きを変えてあげ、「貯金箱に落とせた!」の喜びを味わわせてあげてください。
最後の「できた!」という達成感を子供に味わわせてあげると、成功体験が自己肯定感につながっていきますよ。
難易度アップ方法
簡単にできるようになってきたら、難易度を上げて更に手指巧緻性を高めていきましょう。
①貯金箱の穴の向きを斜めや縦など、様々な向きにする
②利き手の反対の手でやらせる
③コインの大きさを変えてみる
①貯金箱の穴の向きを変える
穴の向きが変わると、「物をつまんで落とす」という動作に加え、「手首をひねる」という動作も必要になり、難易度が上がります。
②利き手の反対の手でやらせる
自然と子供は利き手でやりたがるので、利き手ばかり手指の巧緻性が高まります。意識的に反対の手でもやらせてあげるようにしましょう。
③コインの大きさを変えてみる
コインを小さくすると、つまむのが難しくなります。反対に、コインを大きくすると、貯金箱の穴に入れるのが難しくなります。
様々なサイズのコインで手指の巧緻性を鍛えてあげましょう。
得られる効果
手指の巧緻性を高める
先ほどから何度も言ってる通り、コイン落としは手指の巧緻性を高めることができます。
手指の巧緻性を高めるとなぜ良いのかというと、0歳~4歳頃までの期間限定ですが、手指を使うことがダイレクトに脳の刺激へと繋がって、脳がどんどん活性化されていくのです。
赤ちゃんは生後半年頃に、物を握ることができるようになります。ただし、この頃の握り方は、掌と指全体で物を握る熊手型の握り方。
その後、親指と残り4本の指全体を使って物をつかむ握り方ができるようになっていきます。
さらに1歳頃になると、4本の指を独立で動かす動作ができるようになっていきます。そうすると親指と人差し指で物をつまむことがきるようになるのです。
この、親指と人差し指で物をつまむ動作ができるようになってくると、コイン落としがスムーズにできるようになります。
だから、0歳後半~1歳の時期にとてもおすすめな遊びになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
100円ショップで手軽に手に入るアイテムで簡単にできるコイン落とし。
ぜひ、取り入れてみてください!
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